SEO対策・Webマーケティング
Webマーケティング
Webマーケティングは大別して
- 集客(人を集める)
- 顧客化(お問い合わせ・購入いただく)
- リピート化(再購入・ファン化)
の3つの構成要素として捉え、個々の要素をスムーズにつなぎ合わせる計画・実践であると考えます。
個々がバラバラの「点」とならずに、一つ一つの要素をつなぎ合わせて「線」として青写真を最初に描いておくことが非常に重要です。
ただ、実際のお客様の商材やサービスがインターネットを通して成果に結びつくのか、売上(利益)が上がるのか、どのぐらい投資しなければいけないのか、などの予測は初期の段階である程度つかんでおく必要があります。
特に利益の予測は非常に重要で、「売上はあるが利益がない(または赤字)」となっては本末転倒です。
近年、リスティング広告などのネット広告は単価が高騰しており、粗利の大きな業種(建設業系・士業系・医療系など)では1つの成果に数万円を要するケースも散見されるようになり、シビアに利益の計算をしなければいけない状況といえます。
当社ではお客様の競合他社の傾向や、リスティング広告やSNS広告からの流入コスト、1つの成果にかかるコスト計算、本格的な参入時の売上の予測、Webサイト自体の最適化等、お客様と二人三脚で知恵を絞り、利益の最大化に向かって共に歩ませていただきます。
まずは集客
Webに限らずご商売の基本とも言えますが、成果には以下の式が原則として当てはまります。
成果(売上・お問い合わせ数)=訪問数×コンバージョン率×単価(リピート化)
仮に、実店舗で例えますと、
訪問数:ショッピングモールへの出店、チラシの配布、看板の設置などご来店いただく施策
コンバージョン率:ご来店いただいたお客様にお買い上げいただく施策(スタッフ教育、ディスプレイ、ポップ、セールなど)
単価:1人のお客様がより単価の高い(再来店含む)商品・サービスを購入いただく施策
といえます。
恐らく、多くのお店が言葉にせずとも程度の差こそあれ、自然と実施されていらっしゃいます。
インターネット上のWebサイトも同様で、「来訪いただき」「興味関心を持っていただいてご購入・お申込み」「再訪問」の質を上げていくことです。
Webの業界は横文字が多く、非常にとっつきにくい印象がある方もお見えになると思いますが、本質的な要素は非常にシンプルにお考えいただけます。
当社では「ホームページがあるが全く問い合わせがない」というお客様にご相談いただく場合がございます。
そして、多くは圧倒的に訪問数(分母)が少ないため、どこに問題があるのか見えないケースも散見されます。
商品の単価にもよりますが、通販サイトで数千人のアクセスがあり1つも売れていない場合は、商材自体に問題(商品の魅力・価格・コンセプト)がある、Webサイトの機能に問題があるなど根本的な見直しが必要と考えますが、最低限のアクセスすらない場合は、まずは訪問者数を単純に上げる施策を優先されるべきと考えております。
SEO対策/自然検索結果への最適化
「ネット集客」というとSEO対策というキーワードを連想されるお客様が多くお見えになります。
当社にも「SEO対策をしたい」というお問い合わせをいただくこともございます。
そして、そのお問い合わせのご意図の中には「SEO対策という簡単に検索順位が上がるテクニックがある」とお考えの場合がございます。
誤解を恐れずに言えば、SEO対策を誤解されている方が多く、テクニック的な対処は最低限押さえておく必要はありますが、本質は「検索意図を理解し、検索ユーザーの課題・疑問に応えるコンテンツを制作し続けること」にあります。
以前、「制作会社にブログを毎日更新すれば順位が上がるといわれた」と、非常勤のスタッフに丸投げして内容の薄い記事を量産している企業様がいらっしゃいました。残念ながら、それでは結果は上がって参りません。
また、関連性の薄く不自然なキーワードを詰め込み、記事を量産しているお客様もいらっしゃいましたが、ほとんど効果がないばかりか、スパムとしてGoogleからペナルティを受ける可能性もあります。
検索ユーザーはなんらかの課題(知りたい・比較したいなど)を抱えています。当社では過去の検索キーワードを洗い出し、ユーザーニーズのあるワードをご提供し、それに沿って記事やコンテンツを制作いただくお手伝いをさせていただきます。
内容の薄い100記事より、時間をかけ精査した3,000文字程度以上の記事を1記事1記事を積み上げていただくことが、結果、成果の上がる施策と考えております。
お客様のドメインの状態(年数・現在の評価)にもよりますが、上記のような対策が成果を上げるには最低でも数か月、キーワードによっては年単位で必要となる場合がありますが、
一旦、サイトの評価が固まるとその後、長期的に集客ができるツールとなりえますので、非常に有用な対策であります。
一方、Googleは年に数回大きなコアアルゴリズムアップデート(検索順位を決定する評価基準の見直し)を行っており、その際に順位変動の影響を受ける場合もあります。
仮に影響を受けた場合でも、冷静に状況を分析、判断し、競合サイトに劣っている点を見直し、優位な点をより充実・拡充していく対応が必要です。
※SEO対策は効果が出るまで長い期間を要するため、最初は修行僧のような地道な積み重ねが必要です。
近年はコンテンツを重視したSEO対策やSNS拡散を活用し、Webサイトやアプリを主な集客源とした「コンテンツマーケティング」という考え方・手法が主軸となり、当社でもブラックな手法を用いないマーケティングの手法としてお客様にもご提案してございます。
当社で実施させていただいたWebサイトでは静岡県というエリア限定のコンテンツで最大月間20万PV、全国の閲覧者を想定したサイトでは最大月間38万PVのアクセスを実現させていただいた例もございます。
主に内部対策と呼ばれる、サイト自体の基本的改善事項はGoogleが公式のドキュメントがございますので、一度参考になさってください。
Google公式の検索エンジンスターターガイド
また、Webマーケティングブログにて「コンテンツのフローとストックを意識したSEO(Search Engine Optimization)対策」にて私どものSEO対策に対する考え方も記しております。
サイトの表示スピードはSEO対策に影響
スマートフォンでのWebサイトの閲覧が主流となり、これまで以上にサイトの表示スピード(軽量化など)が重要となっています。
特にGoogleのサイトの評価の一つとして大きな指針となり、上記のSEO対策にも重要な意味を持ちます。
サイトの表示スピードはWebサーバー自体のレスポンス(速度)といったハードウェアの影響もありますが、Webサイト自体の作り方にも依存します。
稀にお客様から「写真に派手な動きを付けたい。」「あまり利用予定がないが更新の機能を付けたい。」「文字が浮き出るような表現を付けたい。」などのご要望を頂くことがあります。
当社では基本的に表示スピードを阻害する可能性のある無駄なギミックや動きは一切ご提案いたしません。
多くの利用者がスマートフォンで閲覧している以上、無駄な表現は邪魔なものでしかなく、制作のコストもかかり、Googleの良い評価も受けにくくなり、デメリットが圧倒的に多いと考えております。
また、WordPressに代表されるようなCMSもサイトが重くなる要因となりやすく、無駄な機能を追加せず、できるだけシンプルに活用いただくご提案をしております。
Webサイト自体はシンプルかつ軽量に、コンテンツ(文章・写真など)は重厚に運用されることが、自然検索結果からの集客であるSEO対策のキモであると考えております。
Web広告・ネット広告
前項のように、SEO対策を含むコンテンツマーケティングは長期的に成果を上げ続ける可能性のある手法ですが、効果が上がるまで早くても数か月、数年単位必要となる場合もあります。
※そのため、途中でやめてしまうケースも多く、逆に地道な努力が報われやすい手法です。
短期的に成果を上げるご必要がある場合や、商品・サービスの初期反応のテスト等には、リスティング広告の活用もご提案しております。
特に、Google広告(旧Google Adwords)は近年、AI化も急速に進み、最適化も行いやすくなり、非常に使いやすく成果の出やすい広告と実感しています。
業種や商材にもよりますが、2020年に導入されたお客様は、少ないご予算から開始いただき、初月から8件のコンバージョン(お問い合わせ)があり、獲得単価は約3,700円ほどでした。
リスティング広告導入・運用支援の詳細は、別のページでご案内しています。
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