通販・ECサイト構築・運用支援

年々シビアになるネット通販

amazonや楽天などのモールに代表されるように通販市場は2015年度でも前年比5.9%の成長を続けています。

市場の拡大要因として、1.楽天、アマゾン、スタートトゥディ等、プラットフォーム系企業が市場参入・拡大の牽引役となっていること、2.店舗系ネット通販、BtoB 系通販の躍進、3.マーケティングツールからフルフィルメントサービスまで、周辺企業による通販支援サービスの充実等が挙げられます。
※出典:日本通信販売協会

販売実績のある商材であれば「売上」を上げることは、それほど難しいことではありませんが、在庫リスクに見合う「利益」を上げることが、シビアな状況といえます。
理由としましては
・広告費の増大
・競合他社との価格競争
・ショッピングモール依存のリスク(手数料の増大)
が上げられます。
新たに通販事業への参入のご相談を承る場合、余程商材に力がある(独自商品や独自の仕入れルートがある)場合や、粗利が非常に高い場合以外は、かなり苦しい戦いを強いられることが予想されます。
特に一般消費財は過当な価格競争にさらされますので、投資を回収するには相当綿密な計画が必要です。
※商材によっては、無理に参入しない方が良い場合もあると考えます。

試し売りのススメ

まったくWebで売り上げ実績のない商品を、立派な通販サイトを構築してスタートは、やはりリスクがございます。
特にオリジナルの自社商品は、「全然売れない」ということも、ありえることです。
可能な限り、魅力をお伝えできる通販サイト制作、写真撮影、カートの仕組み、そしてWeb広告で集客をさせていただきますが、残念ながら「ネットで売れない商品は売れない」というケースが出て参ります。
売り手の想いが強すぎる商品は売れない傾向にあります。

そのため、当社では売り上げ実績のない商品は、一旦amazon、オークション、簡易的な自社ショップ(BASEやSTORESなど)で簡易的に構築し、一定数見込み客を集客(主にリスティング広告)して売り上げが発生するか「試し売り」のフェーズを設けさせていただきます。

試し売りで、売り上げもお問い合わせも発生しなければ、オフラインの販売などの注力していただいた方が良いと判断できますし、一定数成果が上がれば、予想売上に見合った通販サイトを構築し、さらに売上(利益)の拡大に注力いただけます。